2007/10/3-10/7

韓国:インスボンクライミングツアー

メンバー:クライミングツアー参加:ガイド1、スタッフ1、参加者3
                                   (参加者のうち:当クラブ会員2、(男性1、女性1)


われわれ5人とkガイドの2人パーティーと 大スラブの取り付き前日の雨で濡れている
オアシステラスへ向かって登る オアシステラスから左トラバースインスBの1stPitch
インスB、最初のピッチ乾いていれば易しい 2ピッチ目のクラック出口が悪い
インスボン全容
線が二日目のクローニークラック

スケジュール
 10/3   成田発→ソウル→そのまま白雲山荘泊
  4〜5  クライミング
  6       午前中クライミング後、下山ソウルへ
  7        ソウル→成田帰国

10/4
微妙な天気。雨は降ってはいないがいつ振り出しても可笑しくない天気。どちらにしても岩が濡れているので少し様子を見て、9時半過ぎに出発した。関西のガイドのK氏パーティーと一緒に途中、H氏がK氏にルートの説明をしながら歩き、濡れていても大丈夫そうな大スラブとやらに到着後、大スラブ3Pを登り、天候が回復したのでそのままインスB5を登り結局頂上までクライミング。
その後、また、マッカリをのみまったり。また、ガイドのH氏の知り合いの日本人ガイドS氏もお客さんを連れていらっしゃり、楽しいひと時を過ごした。

     大スラブ3ピッチ〜オアシステラス〜急なスラブを取り付き目指して40mトラバース〜インスC5ピッチ

【報告】
10/3
ソウルに着きそのままバス、タクシーを乗り継ぎ、インスボンの登山口へ到着。
雨も降りだし、その上、歩き出しが既に夜7時を過ぎている。暗い中、山道を白雲山荘へ向かって黙々と歩く。
結構、登山者が降りてくる。こちらの人は夜歩くことも平気なんだと関心しつつ、ずぶぬれになりながら約50分で白雲山荘に到着した。小屋は韓国映画にでも出てきそうな石造りで、その上、母屋は岩をくりぬいて作ってある。トイレを探しながら間違って、奥へと石の階段を登っていくと部屋がいくつか分かれてくりぬかれており、ところどころ、蝋燭が点されていて今にも妖怪が出そうである。水場、井戸すべて孫悟空の世界(こちらは中国だが)でわくわく。
 山小屋のご主人は当方のガイドのH氏(30年近く40回以上通っているらしい)とはとても親しく、宿泊者は日本人の、パーティーが二人。こちらは関西のガイドの方で個人的に来ているとの事。H氏とは知り合いで話が弾み、明日はどうせ、雨だろうと言うことでみんなでマッカリを飲み結構酔ってしまった。

昨日とはうって変わっての青空 職人芸
クローニークラックへ クローニークラックへ入る手前
クローニークラック 途中スラブ クローニークラック核心部
長いクローニークラック クローニークラックを抜けて、ここからドスラブ

インスC1ピッチ目やっと体が上がりました インスボン5回目のMさん
頂上よりの下降 振り返って

10/5
昨日とはうって変わっての晴天。しかし、非常に風が強い。そのため、クラックにしようと言うことになり、クローニークラックへ。昨日と同じ大スラブからだが、難しいほうから取り付く。その後、クローニークラックへ。とにかくクラックが長い。足の痛さと辛さに涙が出てくる。クラックを抜けた後も急な5.10Cのスラブ。こちらは結晶を拾っていく。きびし〜!!
そして、またマッカリを飲んでまったり。インスボンはソウルに近く、日本で言うと高尾山が大岩山のようなものだとか。
小屋からも素晴らしい夜景が見えるが、我々5名、K氏パーティー2名、S氏パーティーの2名も加わり、総勢9名で夜景見学ツアーを急遽開催。小屋の向かいの岩山に登りソウルの夜景、そして、月の光に浮かび上がるインスボンの白い岩山の幻想的な風景にうっとり。

     大スラブ2ピッチ〜クローニークラック5ピッチ

10/6
インスボン最終日。ほっとするような寂しいような。今日も風が強いし、時間もあまりないということで短めのインスC3ピッチのルートへ。

   インスC3ピッチ

10/7帰国
韓国の素晴らしい自然もさることながら、韓国の方の優しさや人懐っこさにびっくり。山小屋ではみんな気さくに話しかけくれ、中にはチョコレートや、りんごをくれるおじさんも。もっと、もっと修行を積んで再度チャレンジ?!