2006/12/3

奥多摩:岳嶺岩(人工登攀トレーニング)

メンバー:会員4(男性3、女性1)


ALMに入会後、初山行です。
人工登攀も28年ぶりになるので、どうなりますやら? などなど不安を抱えての参加となりました。
9:14の奥多摩着の電車で全員集合となり、車で参加のH氏と駅前でおちあい一路岩場へとむかう。
東日原を過ぎ閉店中の店前に駐車し、公衆トイレのわきから渓流沿いの岩場へと降りていきました。

岩場自体は10m位のこじんまりしたものです。
1本目は垂壁のA1ルートからということで、Uさんがリードでトップロープを張ってくれました。小生久々のアブミ登攀で緊張しましたが、確保されている安心感もあり何とかクリアしました。右側のルートはH氏がリードで登攀し、その後をNさんが登り無事クリアです。しかし、水際ですので寒さが身にしみます。

何やかやで休憩後、A2のハングルートに挑むこととあいなりました。やはりここもU氏のリードで開始となりロープを伸ばしていきます。ハングの出口のボルトが1本抜けていて苦労されていましたがさすがALMクラブ代表です。無事ぬけだしまして後続のためにスリングを残置してくれました。小生の番となりましたが、ここでもセカンドという気安さもあり何とかクリアできました。
その後垂壁でフリークライミングのまねごとなどし、4時に撤収帰路につきました。

本日の反省and岩場で気がついたこと
◎全体にあまり登攀されていないみたいで支点が不備に思われる。ボルトの打ち直しの必要を感じた。ゲレンデで不必要なリスクを負う事は無いとおもう。
◎久々のアブミ登攀で登るのに夢中で次の1手を考えるゆとりが無かった。左足入れるべき所を右足にしてしまい、足の入れ替えをしたりしてしまった。
◎上記と関連しますがカラビナはずすタイミングが遅れたり、フィフィにたよりすぎてしまった。
◎U氏のクライミングは大変勉強になりました。実戦で鍛えただけあって、ランニングのとり方、加重のかけ方などなどお見事です。
◎来年一ノ倉再デビューをもくろんでおりますが、このままでは道は遠い。

一本目リードのH氏 まずは基本を学ぶN
いよいよハング越えルート リードのU氏 核心、ボルトが抜けてます
ハングを超え終わったU氏 高度感抜群です。
ハングでのH氏 初参加のS氏
難なくクリアのS氏
手前がハング!乗っ越して頂上へ 懸垂で下降