みんなで勘七ノ沢
前日の土曜日は、広沢寺でフリークライミングを楽しんだ。弁天岩には、われわれの他に５パーティほどが取り付いていた。総勢１５〜２０名・・、縦長の小さな岩場の割に人数が多く、ルートはそれなりに混み合った。
翌日は勘七沢を遡行する予定である。それに今夜は滝沢園で宴会だ。だから３時にはさっさとクライミングを終了して、七沢温泉の露天風呂に向かった。
いつも思うのだけれど、七沢温泉の七沢荘は、なんとなく怪しい。駐車場にはイノシシがいるし、玄関口には白いイヌがどばっと寝ている。それに岩風呂の岩には、実にしばしばネコも座っていたりする。可愛いのでお湯をかけてやろうかと思うけれど、ひっかかれると大変なのでやめておいた。波動石ってなんだろう。そう言えばその昔、宇宙戦艦ヤマトには「波動砲」があったけれど、あんなものだろうか。・・いけない、年がバレる。
露天風呂入浴後は、お隣の行列のできるラーメン屋に行くのが定番だ。行列ができるのだから、たぶん美味しいのだと思う。わたしは、醤油より塩の方が好みです。
２台のクルマに分乗して七沢を出発。渋沢のスーパーで宴会の買い出しをして、今夜の宿の滝沢園に向かう。さあ、宴会だ宴会だ。
それにしても、アルムのみんなは、男も女もよく飲むなあ。先月の富士山では、どうしたことか、夕方の７時から午前３時近くまで延々と飲み続けて、朝の６時３０分に起きたときには、お日様が真っ黄色に見えた。雪上訓練の場所まで、千鳥足で歩く人も２人くらいいた。それを見ていたら、昔、北岳バットレスのマッチ箱のコルで、二日酔いで吐いてたクライマーのことを思い出した。
それで、やはり滝沢園でも飲んでしまった。サラリーマンだから、ウィークデーは私だってそれなりに激務なのです。耐えられなくて１１時半ころにうっかり寝てしまったら、「起きてよ」と怒られて写真も撮られた。
結局、１時過ぎくらいまで飲んで寝た。
七時に起きる。・・ん？体調はどうだろ。また二日酔いだろうか。・・だいじょうぶ。元気だ。みんなの表情も明るい。
朝ご飯を、いっぱい食べる。よし、さあ、勘七に行こう！
