2008/4/20

二子山中央稜

メンバー:会員8(男性7、女性1)


4月20日 二子山中央稜登攀 山行報告

アルムクラブに昨年11月に入会して、自分にとっては初めてとなるアルパイン系山行がいよいよやってきた。
入会後にクライミングを始め、約半年間ジムやゲレンデで少ない回数だが練習を積んできたわけだが、この日が迫るにつれ不安は増すばかりであった。
19日。前泊地の道の駅「両神薬師の湯」に21時に到着。皆で軽い宴会だが、自分は酒が進まない。頭の中でロープの結びや、コールの約束事などがぐるぐる回っている。それで酔いそうな勢いだ。その日は24時頃にシュラフに潜りこんだ。
20日。天気は曇り。6時過ぎに出発。林道沿いの目的の駐車場には我々が一番乗りだ。ザックを背負い、いざ出発。
1P。7時半登攀開始。今回パートナーを組ませていただいたWさんをビレイする。が、頭が混乱してしまいうまくいかない。Wさんの足をひっぱる事ばかりしてしまい情けない。自分の登攀も体も心もガチガチで、ヌンチャクを回収せずにそのまま上に行こうとしたり、無我夢中であった。2P〜3Pもそんな調子ながら、先輩方に励まされだんだんと緊張はほぐれていった。4P〜最終6Pは景色を見る余裕も出てきて、まだ登りたいと思うなか10時過ぎに稜線に抜けた。
初めての登攀を終えて、技術的なことで反省、改善しなければいけないことが多くわかった。それは収穫だし、今後練習に励まねばと思う。指導し励ましてくださった先輩方に感謝しています。ありがとうございました。