2007/10/13-14

鳥甲山

メンバー:会員5(男性4、女性1)


鳥甲山「トリカブト山」 この山は国道17号から見て 苗場山のさらに奧に有り交通の便から言うと非常に行きづらい。

山行前にwebを覗くと 屋敷口に駐車場はなく マウンテンバイクをデポし 狢平に戻っている記事を見た。しかし下山後の自転車もつらい 誰が戻るかも大問題である。 山行前日屋敷口をチェックしたところ 5台程度の駐車スペースが有ることを確認、14日の早朝 キャンプ撤収後、車を下山口に移動した。

駐車場所 テント場として十分な広さ水場も有る狢平登山口に前夜泊 

和山口出発6:40 山頂着10:30 山頂発11:30 屋敷口着2:20 

登山口からすぐにブナの大木が林立する中を直登 思っていたより早く 下部の固定していない5mほどの梯子場に着いた。岩場は階段状で「なぜこんな所に梯子?」と言うくらいでメンバー全員 鎖も使わず岩の階段を直登。

この先の難関は カミソリxx、しかしなかなかこの場所が現れない 1900mを越えそろそろ山頂と思ったピークが 白クラの頭、ここより100m近く岩場を急降下した鞍部に突然現れた。確かに両側が切れ落ちている 馬の背から鞍のように、両側に1-2mメッシュで崩落防止のワイアーが被せられている。落ちたらこれにつかまれと言うことか?? ここは泥のナイフリッジ 距離はないが 滑ったら落ちる と言う恐怖感が出る。「菊奴 行かなくて良かったかもヨ。」

山頂で360度の景色を堪能 1時間の休息後下山開始

男x道 ラーメンうまかったよ。「5個のラーメンと2Lの水、鍋、コンロ のボッカに感謝。」

下山路の尋常でない ヌカルミ 急下降の中、泥の足場、岩、木の根、腰の高さもあるステップ 道をふさぐ倒木 滑らないように足を運ぶ緊張感と疲れが一緒に成って何ともいえない。あまりの泥濘に閉口し 軽アイゼンを装着 (山頂から装着しておけば良かった)2時間ほど下った1100m地点からと延々とつづく虎ロープ やっと堰堤が見えたと思ったら一抱えもある岩と灌木の混ざったにわか作りの急下降路 ソシテ 虎ロープ 林道に降りてほっとした。 車を下山口に運んでおいて なんと嬉しいことよ。

今回特に下りのつらさに泣いた山行だった。Y氏は「膝も痛いが握力が無くなった腕が痛い」納得!彼はスキーしていても木登りするからネ(笑)

七竈の紅葉が目についたが 本格的な紅葉はまだらしい。 記RH