間ノ岳～北岳2007/10/6-7

【コースタイム】

・１０／６：広河原６：３５～大樺沢二股８：１５／８：２５～八本歯のコル１０：１０／１０：２５～
　北岳山荘１１：１５／１１：５０～間ノ岳１３：１０／１３：４０～北岳山荘１４：３０

・１０／７：北岳山荘６：００～北岳６：５５/７：３０～肩の小屋７：５０～
　大樺沢二股９：１０／９：４０　～広河原１１：００　

【報告】１０／６：白根三山を縦走して奈良田へ行こうと思っていたのですが、今朝の天気予報で、８日は悪天になりそうなので急遽、間ノ岳～北岳で又、広河原へ戻ることにしました。広河原から二股までの道は大樺沢沿いで中々快適です。二股の分岐で左股を八本歯のコルへ。此処は、木製の梯子がやたら多くて登りずらい処ですが、右手にバットレスが見えて、気分転換にはなります。コルに出る頃から一寸ガスが出てきましたがようやく池山吊尾根からの道に合流。今日は、トラバース道で北岳山荘へーーー。宿泊をお願いしてから、間ノ岳を往復。霰が一時降ってきましたが、中白峰から間ノ岳への軽い登りを行くと見覚えのある、広くてタオヤカな頂上に到着。今年、登った塩見。悪沢・赤石と、飽きることの無い景色でした。今年は、富士山の当たり年の様で、これまた大きな山塊です。ゆっくりして今度は、北岳・甲斐駒・仙丈の南アルプス北部の山と、中央・北アルプスを見ながら北岳山荘へ戻りました。北岳山荘は、この時期なのに３連休のせいか、満員。旧盆より混んだとのことで廊下の板の間まで寝ている人で一杯でしたが、早く宿泊手続きしたので良い処で寝れました。

１０／７：北岳山荘６時に出発。間ノ岳もそうでしたが、稜線は冷たい風でフリースを着ないと行動出来ず、もうすぐ冬が来るという感じでした。頂上は、晩秋の中、言葉で言い尽くせないほどの景色でした。北アルプスは所々白くなっていました。名残が尽きなかったのですが、下山開始ーーー。肩の小屋から今度は右股を降りて二股の分岐へ。ゆっくりとバットレスを見上げながら大休止。大樺沢の左股はこの時期でも雪渓

が一寸残っています。登りは快適と思った道が意外に下りづらいのには、一寸てこずりましたが、広河原に到着。芦安の温泉に浸かっている頃から山は真っ黒な雲に覆われだしました。帰りは、道路も渋滞が無くあっという間に帰宅しました。

間ノ岳からの北岳・甲斐駒・仙丈	中白峰からの北岳山荘と北岳

北岳肩の小屋	北岳山荘からの朝の富士山

北岳より間ノ岳。塩見、南アルプス南部の山々	北岳よりの富士山

北岳よりの中央アルプスと御岳	北岳よりの中央アルプスと御岳2

北岳よりの仙丈と乗鞍・北アルプス	二股からのバットレス