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133 八幡平屋の棟岳BC
日程

2011.1.8

メンバー 参加者:U,Y,N
詳 細
 
安比スキー場、西森リフト終点より屋の棟岳~旧八幡平スキー場へのBCに出発。
西森リフトは9時からのため、始まるまで朝一番のスキー場で新雪滑りの練習をした。
10時10分、西森リフト終点から出発。
途中からシールをつけの登り。当然まったくトレースが無く、木の上についた案内版を捜しながら登っていくが、雪が多く案内板はなかなか見つからない。そのうえ、ラッセル。
磁石で方向を確認しながら西を目指して登り、13時屋の棟岳に到着。
昨年は1時間30分くらいだったが、今回は雪質、ラッセルのため予想以上に時間がかかってしまった。
頂上についてシールをはずしたが、新しいシールG3Alpnistの不具合からか、
粘着力がまったくなくするするはがれていく。風にあっという間にもっていかれそう。
山スキーでシールを飛ばされることは致命的なミス。飛ばされないように神経を使う。
Uさんは登りでもはずれ、苦労したようだ。
13時20分、激しくなってきた降雪と視界不良の中、滑り出し。
そのうえ、40cmのところに弱層があり、極めて不安定な雪質。
高いラインと樹木を利用しながら慎重に小刻みに滑っていく。
足元から崩れていく雪質に、雪崩を起こさないよう恐る恐るの滑り
(まぁー、恐る恐るはいつもどおり)
前のUさんがとまり、木の影になってから滑るように注意をする。
そんな中でも、まったくトレースのない新雪で気分は高揚。
しかし、苦しみの始まりでもあった。
樹林帯に入ると、深い雪と、何本も入り組んだ沢筋に何度も登り返しを強いられ、
急なのぼりにはスキーを脱いで、胸まである雪との格闘となる。
最後に旧八幡平の錆び付いた動かないリフトが見えたときには本当にうれしかった。
15時30分、再度はりつかないシールをつけ、風にパタパタさせながら、またUさんは剥がされながら、旧スキー場を15分くらい登り終了。
 
 
 
今回、スキー場から短時間でのBCのはずがまったくの冬山となりました。
それでも、装備が十分だったので心強かったのと、3人の山経験が生かされた
スキーツアーだとおもいました。
視界がない中でも方向を失わないリーダーのUさん、昨年の目の手術のブランクを感じないさせないYさん、ベテランお二人の経験の中から生まれる体力、精神力はやはりさすがだと思いました。






滑り出しまだ余裕 不安定な雪

パウダー!! 安心下降





 
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