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113 2人合わせて130歳・北アルプス縦走記 |
日程 |
2010年8月1日〜6日
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メンバー |
参加者:ホソリン&ジェリー |
詳 細
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2人合わせて130歳・北アルプス縦走記
2010年8月 jerry 記
8月1日 19:30 ホソリン&ジェリーを乗せた愛車ステップワゴンで鶴ヶ島を出発。
今まで天候などに恵まれず2人にとって遂に七年越しとなってしまった
西穂高岳からのジャンダルム越え奥穂高岳と、
更に続く北穂高、槍ヶ岳、大天井岳、常念岳、蝶ケ岳へと、点を線につなぐ縦走の前途を祝して
乾杯してから、仮眠。
8月2日 年齢と僕の体力を考え、贅沢にも小屋どまり縦走の開始。
晴天の下、沢渡に車を預け
8:00 帝国ホテル前から西穂高に向けて出発。
樹林帯の中を一汗かきながら、
11:30 西穂山荘に到着。
今日は軽い足慣らしとばかり、チェックインまで生ビールでマッタリ!
8月3日 3:40 混雑と午後の雷雨を警戒してヘッドランプの明かりで早々と出発。
独標を過ぎ、日の出とブロッケンと朝食を楽しみながらピラミッドピークを超え
6:30 何度目かとなる西穂高岳山頂を通過。槍ヶ岳がはるかにそそり立つ!
西穂山荘で知り合った人達と前後しながら間ノ岳、天狗ノ頭、
そしてまだ足跡を残していなかったジャンダルムの頂を踏む。
12:30 何度目かの奥穂高岳山頂でノンビリ休憩。
13:45 ノンビリしすぎて雨模様になりそうな空の下、穂高岳山荘に到着。
またまた生ビール。
8月4日 4:40 薄明かりの中を出発。今日も晴天。
涸沢岳を過ぎ、若かりし頃に攀った懐かしきドームを過ぎ、北穂高岳へ、
クラック尾根など滝谷は以前よりも更にガラガラの岩場になったように思えた。
北穂からの大キレットの下降ではやたらに太い鎖がザレタ岩場に取り付けられていて
落石を起こしそうで混雑していたらとても恐ろしいと思う。
飛騨泣き、A沢のコル、長谷川ピークを越え獅子鼻を過ぎて
11:20 南岳小屋でホソリン自慢のジェットボイルで味噌汁を作り昼食
12:00 南岳通過
中岳の手前の水場で冷たい水で一息ついて、
14:00 大喰岳
14:40 さすがに足取りも重くなりながら、槍ヶ岳山荘に到着。
8月5日 4:40 日の出に間に合うように空身で山荘を出発。
4:55 山頂にて御来光、360度の素晴らしい景色。
次々と登ってくる中、我々は早々に下降。
5:15 山荘前にて腹ごしらえをして
6:00 東鎌尾根を下る。
これから向かう大天井岳、常念岳、蝶ケ岳がはるか彼方に見える。
長~い一日の始まり。
こんなに下って良いのかよ〜!また登り返すんだぞ〜!
水俣乗越を過ぎ、相変わらずのアップダウン。
9:30 西岳ヒュッテで休憩、アイスクリームが美味しかった。贅沢だよな〜!
赤岩岳、ビックリ平を過ぎて
11:50 大天井ヒュッテで大休止、昼食。
さらに大天荘前まで行ってザックをデポして
12:20 大天井岳山頂、はるばる遠く歩いてきたものだ!
ガスも湧き始めたが、時間も早く午後の天気もギリギリ何とかなりそうなので、
雨に降られることも覚悟して常念小屋まで行くことにした。
15:55 滑り込みセーフで常念小屋に到着。
結局たいした雨にはならずに済んだ。
8月6日 5:40 初めてゆっくりと朝食を楽しんで出発。
穂高から槍ヶ岳、大天井岳と歩いてきた軌跡を眺めたかったが、
なかなかスッキリとその全身を見せてくれない。チラリチラリとじらされる!
6:50 常念岳からの道々にたくさんの小さな花々が風に揺れていた。
10:30 蝶ケ岳
12:45 横尾で一休み。
16:00 上高地に到着。
16:30 沢渡着、駐車場隣の「ペンションしるふれい」に投宿
温泉、生ビール、ワインに美味しい料理、サイコーでした!
8月7日 帰宅
シニア2人、多少の岩稜歩きなど、身の丈に合った縦走が楽しめ、大満足。
付き合ってくれたパートナーに感謝!
山中で知り合った人達も青森から山形、群馬、三重、九州と幅広く楽しい山旅でした。
今回の縦走の代償は足の爪5枚。
長丁場のアップダウンではアプローチシューズはまずかったな〜と反省!
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