【山行報告】
10月末から約1ヶ月間。友人達3人とネパール・アンナプルナ山群でのトレッキングをしてきました。この時期のネパールは、ポスト・モンスーンと呼ばれる比較的天候が安定した時期なので、連日、好天気にも恵まれてヒマラヤの壮大な景色を大いに堪能することが出来ました。
10月30日にバンコク経由でネパールに入国したあと、カトマンズから今回のトレッキングの拠点となるポカラにバスで移動。ポカラに5日間滞在しながら、鋭鋒・マチャプチャレやアンナプルナ山群が展望できる丘に登ったり、トレッキング許可証の取得やポーターの手配などを済ませて11月5日から10日間の予定でアンナプルナBCまでのトレッキングに出発しました。ご参考までに、トレッキング許可は@ACAP(アンナプルナ入域許可)Aトレッキングパーミット(TIMS)の2種類が必要です。また、英語の出来るガイド&ポーターを1人雇用(1日12ドル)し、宿泊は全てロッジ泊(1泊100〜200Rs=130〜260円)としました。
11月5日。ポカラから車でナヤプールまで行き、いよいよトレッキングを開始。2日目にゴラパニ村に着き、翌朝、プーンヒル(3200m)からダウラギリとアンナプルナ両山群のパノラマ展望を楽しみました。そのあとアンナプルナBCまでのトレッキングを4日間。桜や菜の花が咲く美しい段々畑のある村々を通過し、刻々と形を変えるマチャプチャレ(6997m)の美しい姿に魅了されながら、11月10日にアンナプルナBC(4130m)に到着しました。
BCの正面には堂々とした威容のアンナプルナ南峰(7219m)が聳え、また、その右手にはアンナプルナT峰(8091m)が厳然たる存在感を示していました。翌朝、BC裏手の小ピーク(4500m)を往復したあと、2泊3日で一気にポカラまで下山。・・・かくして10日間のトレッキングを無事終了しました。トレッキング中に目にした雄大なヒマラヤの山々や途中の村で出会った素朴なネパールの人々・・・ぜひまた行きたくなるような心に残る実に素晴らしいトレッキングでした。
こちらもご覧ください。HP「熟年:世界の山と旅」
|