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一ノ倉沢南稜

日程

2009年9月21日(月)

メンバー

Ue、kuni、AsaIchiro、Nayu、Yuri 、会員6名、会員外1名 報告:Yuri

詳 細

 9月21日(月・祝=敬老の日)快晴

行程;一ノ倉沢出合5:30―ヒョングリの滝6:30―中央稜取付7:30―南稜テラス7:50―南稜終了点11:00―

―6ルンゼを懸垂下降11:10― 一ノ倉沢出合14:40

◆4:00起床。4:45ヘッドランプをつけロープウェイステーションを出発。黙々と一ノ倉沢出合に向けて歩く。

◆薄明るくなった出合の駐車場で装備の確認をし、これから行く岩壁を見上げて、さあ!出発だ。

出合からは、右岸のブッシュ帯に分け入り、沢沿いの踏み跡を行く。ヒョングリの滝へは、大きく左手斜面を登った後で懸垂下降をし、さらにトラバースしてヒョングリの滝を越えた。その後はテール・リッジで、残置フィックスロープが連続する岩場〜樹林〜リッジと登って中央稜取付に到着する。目の前には衝立岩が立ちはだかって迫力ある光景だ。ここには外人2人がいて言葉を交わし、南稜テラスまでトラバースして行った。ここで装備を整え、ヘルメットをかぶって3人、2人、2人のパーティに分かれ登攀を開始する。

◆まずは1P目。スラブ状フェースを右上し、チムニーを登る。早くもAOしてしまった私。

次に 2P目。ホールドのしっかりした階段状のフェース。

P目。傾斜の緩い草付きの斜面。

P目。ハングした岩の下を左に回り込んでリッジに上がる。

P目。馬の背リッジ。秋の青い空、遥か下には白い本谷スラブ、アルパインの醍醐味を味わう。

P目。核心の垂壁。ヒヤッとした大きな浮石に肝を冷やす。焦らなければ細かいホールド、スタンスは見つかるのだが、私はここでもAOをしてしまった。

 

◆終了点でkuniさんに迎えられ、草付きにあがって思わずにっこりする。嬉しかった。
◆“緊張感をなくさないように”と注意を受けて、クマザサの斜面を登って下降路の6ルンゼに行った。こわごわと懸垂下降を繰り返し南稜テラスに戻った。朝出会った外人2人が、まだ衝立岩の中間くらいにいるのが見えた。

しかし、本当に大変だったのは、これからだった。私にはテール・リッジの下りが恐くて恐くて、皆のスピードにはついていけず、Ue代表にショートロープをだしてもらい、Nayuさんに補助してもらってやっと下りることができた。振り向くと一ノ倉沢は秋色に染まり美しかった。
◆14:40出合に帰着。皆で固い握手をして祝した。またもや多大なお世話をかけてしまった私は、よき山に登れたことに感謝しつつ、今回の反省点や課題を整理して次に生かそうと思うのみだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒョングリの滝に下りる

テール・リッジを登る

 

P目

馬の背リッジを登る

 

馬の背リッジから終了点まで

6ルンゼ右俣を懸垂下降

 

南稜テラスに下降

秋色の一ノ倉沢

 

 

 




 

 

 

 

 

 

 

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