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2008年
50.吾妻連峰大滝沢
日程 2008年7月26日〜27日
メンバー 男4  女4 報告:A
詳 細
7月26日(土)

天気:曇のち雨

11:08発MAXやまびこに、お弁当とビールを持って乗り込み、午後2時前には、山形の滑川温泉に、着いてしまう。宿は、昭和の懐かしいレトロな建物で、部屋は広く、台所もあり、とても落ち着く部屋です。食事は、自分達で作りました。それからが、飲んでは温泉に入り、飲んでは温泉に入りと4回も入ってしまいました。露天の
岩風呂は、木に囲まれてとても気持ちが良く、また露天の混浴の檜風呂は、とても香りが良く誰も入ってこなかったので、のんびり入る事ができました。こんな事をしながら夜は、ふけていきました。

7月27日(日)

天気:曇のち雨

前日雨が降ったので心配しましたが晴れで一安心
7時過ぎに出発して、歩いてすぐの滑川大橋の脇から降りて7時半遡行開始
今回で沢は、2回目ですが、前回とは、大違いで、大小沢山の滝があり、水温も高く赤茶の沢床は、ナメ床で、フリクションが利き とても気持ちが良いです。
赤みが帯びているのは、沢の水に鉄分が含まれていて沈着したためで水は、
鉄くさいです。
また日本百名滝の100m以上はある大滝の前では、あまりの迫力に見とれてしまい皆で記念撮影もしました。この滝の左側から高巻をしましたが、傾斜がきつく大変でした。本当は、ロープなど使わなくて進める沢だそうですが、初心者(私ですが)の人の為にロープなど5回ほどだしてくれました。

いままで環つきカラビナとかシュリンゲとか持っていても使う機会もなく、使い方もわかりませんでしたが今回は、使い方が少しわかり良い経験が出来ました。1回目は、すたすたとWさんが20mぐいの滝に登りロープを降ろしてくれたのにシュリンゲを巻、万が一足を踏み外しても止まると言われ安心して登れました。2回目の滝の
時は、上から登るように手招きされましたが、「えー」このまま登るのと不安に思っていると、Kさんがロープ、ローフ゜と叫んでくれたので上からロープが降りてきて「ホッ」としました。3回目は、巻道を進む時、Wさんは、曲芸士のようで私達は、感心しながら下から見ていましたが、木と木の間にロープをつないで木の所には、
シュリンゲで足を引っ掛ける所も作ってくれたので、急斜面をロープを伝わって簡単に川に戻ることが出来ました。4回目は、MさんYさんは、流されながらも、勇敢に何度か泳いでいましたが、とうとう終わりの方で、泳ぐつもりがなかったのに泳ぐ事になりました。でも
ロープを張ってくれたので、ロープにつかまり、思い切って
バシャーンと川の中に入ったら、リックが浮き輪がわりになり、水も温かくて気持ちが良かったです。5回目は、Mさんに教わりながらKさん私Mさんと3人が一緒に引っ張られましたが3人が一緒に登るのが難しく、なんだか変な格好で引っ張られました。皆に助けられながらも、2時過ぎには下山路に出ることが出来きましたが、雨が降
り出してしまいました。下山途中に昔この辺りは、鉱山を採掘していたらしく、さびたトロッコやレールなどが放置されていて、夢の後のようで寂しそうな姿であっる。帰りは、温泉に入ってから外で焼きそばを食べながらビールを飲むはずが、残念ながら雨で出来ませんでした。帰りの滑川は、朝とは、うって変ってゴォーゴォー
と濁流になっていて、川の怖さを思い知らされました。

2日間とても楽しかったです。今回は、皆に助けられながら大滝沢を遡行しましたが次回は、一人で登れるようになっていたら良いなぁー



   

大滝を望む 大滝直上
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